「アンドロメダは12隻に増量」
「それから?」
「初陣にはやや若すぎるが、古来18歳の出陣がなかったわけではない、君達に期待する…」
「は、艦長。古代、聞こえるか? ドックに残ったアンドロメダのパーツを破壊しろ」
「どうしてです?まだ12隻分ぐらいは」
「ガトランティスに機密を渡すというのか? やり方はわかるか?」
「ス、スーパーナパームとかいうのを使うなら」
「艦長」
「古代君の判断は的確だ。任せなさい…」
……12隻分のアンドロメダ……全滅。
オマケ §
「お、お前が古代?そこはヤマトの第1艦橋なんだろうな?」
「どうしたのか?」
「子供です、こ、子供がヤマトに乗っているんです」
「その声は、さっき無線で僕に高速空母を攻撃しろって命令した人ですね?」
オマケ2 §
「続いて接近する物体二つあります」
「なんだ?」
「宇宙戦艦のようです」
「地球連邦軍か?」
「で、でも、このスピードで迫れる宇宙戦艦なんてありはしません」
「一隻の宇宙戦艦は通常の三倍のスピードで接近します。なんと速いワープだ」
「ヤ、ヤマトだ、あ、赤い艦底だ」
「は?艦長、何か?…… ええっ、赤い艦底のヤマト?」
「ガミラス戦役で無数の戦艦がヤマト一隻の為に撃破された。…に、逃げろ」
「見せてもらおうか、ガトランティス製兵器の性能とやらを」
オマケIII §
「やります。相手がガトランティス人なら人間じゃないんだ、僕だって」
「やめろ、古代。彼らも人間だ!」